ステンレスボウル |柳宗理

ダイニング・キッチン
出典:syokunin.com
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日本の工業デザインの草分けであり、日本を代表するデザイナー「柳宗理」が1960年にデザインしたボウル。

サイズは13・16・19・23・27cmと5種類。

大きくは13~19cmの小ぶりなボウルと23~27cmの大ぶりなボウルに分けられます。

13cm/16cm/19cm 出典:shokunin.com

小ぶりな13~19cmは底面が広く安定感があり、簡単なあえ物や、調味料を混ぜ合わせたり、調理中の野菜や、肉などを入れておくのに便利です。

重ねることでスッキリと収納もできます。

23cm/27cm 出典:shoku nin.com

大ぶりな、23~27cmは全体的に丸みをおび、高さが出てきます。

23cmは縁が垂直に立っているため、中身がこぼれにくく、ホイップクリームや、パンケーキの調理など、泡立て器を使って撹拌する作業に向いています。

27cmは縁が外開きにカーブしてるため、大きさの割りに持ちやすく、そのままサラダをサーブしても絵になるデザイン。

このように柳宗理のデザインは徹底的に使う用途や、作業をモニタリングし、デザインされているため、とても使いやすく、作業効率が良い。このボウルも料理家江上トミさん(NHKきょうの料理、キューピー3分クッキング講師)のもとで徹底的に使い方や料理の作業工程を研究したと言われている。

また柳宗理のデザインは、机上で図面から生まれるのではなく、石膏を使い、手で型ちを作っていくため、工業デザインでありながら手のぬくもりが感じられるのが特徴です。

またこのボウルに合わせてデザインされたストレーナー(ザル)が優れもの。サイズは19・23・27cmで、1枚のステンレスの板をプレスしパンチング加工したシンプルな構造だが、持ちやすい角度で、目詰まりしにくく、網目の引っ掛かりがないため洗い物もしやすく工夫されています。

パンチングストレーナー 出典:sempre

今回ご紹介した柳総理のステンレスボウルは、百貨店やキッチンアイテムを取り扱うセレクトショップの多くで取り扱いがある人気のアイテムですので、ぜひ一度お近くのお店で手にとってその使いやすさを実感してみてください。

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