ギャルリ百草 安藤雅信(陶作家)の作品が代官山蔦屋書店に!

インフォメーション
出典:蔦屋書店HP
スポンサーリンク
にほんブログ村 インテリアブログへ
にほんブログ村

陶作家であり、「ギャルリ百草」の店主でもある、安藤雅信さんが「どっちつかずのものつくり(河出書房新社)」を出版しました。

どっちつかずのものつくり [ 安藤 雅信 ]

価格:2,430円
(2019/2/19 05:23時点)
感想(0件)

安藤さんは美濃焼で有名な岐阜県多治見市にて生まれ、武蔵野美術大学彫刻科を卒業。

現代美術作家として活動後、家業の器卸業を手伝いながら陶芸家を志します。

陶芸家を目指し帰郷した後も、しばらくは現代美術的な作品を作ったり、織部や志野などの伝統工芸へ回帰したりと、思考錯誤。

そんな日々が続く中、転機となったのはオランダの古いデルフト焼きと出逢いでした。

普通の暮らしの中から生まれた素朴な陶器に魅せられ、デルフト焼きの再現に挑むことになります。

そして1997年に完成させた現代のデルフト焼きはオランダシリーズと名付けられ、安藤さんの代表作となりました。

オランダ皿 出典:ギャルリ百草HP

また1998年には、多治見にて、着る・食べる・住むという生活の基本から見つめた美術・工芸のあり方を、企画展と常設の作品で紹介する「ギャルリ百草」を始めます。

出典:ギャルリ百草HP

作品の販売、ギャルリ百草での活動に加え、執筆や講演など、様々な分野で生活や暮らしを問い続ける、いま最も影響力のある陶芸家の一人です。

今回の出版を記念して代官山の蔦屋書店にて期間限定で展示、販売を行なっています。

ギャラリーやうつわ屋さん、以外で安藤さんの作品に触れられる機会はあまりなく、蔦屋書店のオープンな環境であれば、はじめての方も気兼ね無く作品をご覧いただけるのでは。


会期:2019年2月2日(土)〜2019年3月15日(金)

会場:代官山蔦屋書店


 

会期中の2月23日(土)19時より家具デザイナーであり、多くの日用品のプロダクトも手がける小泉誠さんをゲストにトークイベントも開催されます。

興味のある方は代官山蔦屋書店にて、トークショーのチケット付きの「どっちつかずのものつくり」(3000円)を購入するか、トークショーのチケット(1200円)を購入するかで参加できるようです。先着70名なのですぐに埋まってしまいそうです。

以下蔦屋ホームページより内容を転記しました。ご参考ください。

安藤雅信さんの作品づくりを突き動かすのは、美術と工芸だけでなく、デザイン、音楽など、他分野との垣根を軽々と飛び越える好奇心。その美学と暮らしの捉え方は生活工芸の裾野を広げ、作品を通して私たちの生活を豊かにしてきました。

そして今回ゲストにお迎えする小泉誠さんは、家具、住宅、道具の間に垣根を設けず、デザインの力で生活を美しくしてきたデザイナーです。

あっちに偏らず、こっちに固執せず、「どっちつかず」でいることで見えてくる景色とは?旧知のお二人が語り合います。(出典:蔦屋HP)

コメント