文化包丁
一度は聞いたことがあると思いますがその由来を知っていますか?
本日は知っているようで知らないデザイン「文化包丁」についてご紹介します。
文化包丁は、現在では三徳包丁と呼ばれることが多くなっていますが、包丁の役割としてはほぼ同義語です。
文化包丁が生まれたのは戦後、高度成長期です。
戦後急速な欧米化により、日本人の食生活は大きく変わりました。
これまでの野菜や魚中心の食事から、肉料理が多く食卓に並ぶようになります。
その過程で、これまで魚を捌くのに使われていた出刃包丁と野菜を切るために使われていた菜切り包丁に加え、肉料理用に牛刀が、使われる用になります。
牛刀 出典:グローバルHP
しかし一般家庭で「出刃」「菜切り」「牛刀」と使い分けながら日々の食事作りは、手間がかかり主婦から多くの不満が集まります。
そこで開発されたのが文化包丁です。
文化包丁 出典:グローバルHP
牛刀に比べると包丁の厚みはないが、菜切りに比べると厚みがある。菜切りに比べると厚みはあるが、牛刀に比べると厚みがない。
牛刀と菜切りそして出刃の3つの要素をバランスよく、兼ね備えた万能包丁として売り出されます。
これが当時の主婦層から受け、広く世の中に広まり、文化包丁が世の中に浸透していきました。
三徳包丁 出典:グローバルHP
一方三徳包丁については諸説あり、文化包丁を「肉料理、野菜料理、魚料理3種類の料理に使える万能包丁、三徳包丁!」と、あるメーカーが、ネーミングし、大ヒットしたからとか、菜切包丁の先端をねをカットしたようなデザイであった文化包丁を、より使いやすくリデザインて、以降、三徳と呼ばれたなどと言われています。
この日本生まれの文化包丁(=三徳包丁)は、今海外でも人気だそう。
職人、メードインジャパンという付加価値と共に日本に観光にきた外国人のお土産としても人気なのだそうです。
いかがでしたでしょうか?知っているようで知らないデザイン。
まだまだ沢山ありますので随時ご紹介していきたいと思います。
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